【感想】高野 秀行「イラク水滸伝」文藝春秋
武田砂鉄のプレ金ナイトにて知ってから、手に取らないまま時間が経過していた。
この度、高野さんが新刊を出すタイミングでまたラジオに出演、それで読むぞ!となりました。
いやぁ、面白かったー!
私も、多くの方と同じように、イラクに関しては全然何も知らない状態だったので、そうだったのか!?の連続。
そもそも、広大な水辺(湿地帯)が今でもあるなんて、メソポタミア文明の時代をとどめているかも、と思われる暮らしが残されているなんて、全然想像できていなかった。イラクの人達の気質も、驚いた。鯉の円盤焼きと水牛のチーズ、食べてみたいと思った。
日本の歴史なんて、地球全体でみると全然たいした長さじゃないなあ…、と思えたのも良かった。
島国育ちだと、複数の国にわたって川が流れている(だから治水や水量コントロールは一筋縄でいかない)、という単純な現実でさえ、驚いてしまうのである…。
とにかくページ数がすごい・分厚いので、図書館の貸出期間内に間に合うよう、かなり速度あげて読んじゃった。
読みはじめてすぐ、Audibleにもあると気が付き、移動中はそれを聴き、家では本を読む、というハイブリッド読書法。
紙面で読むほうが、図版もあり全体的な把握がしやすく、早い。
対して、音で聞くほうが、全体の流れや固有名詞がきちんと頭に残る気がした。

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