【感想】唐組 第56回公演「鯨リチャード」

 「鯨リチャード」、唐組、作/唐十郎、演出/唐十郎+久保井研、(雑司が谷・鬼子母神)


なかなかの大盛況でした。
座ってから何度も詰め直されたのって久しぶり。

今回、配役がフレッシュ、若者中心だったので驚いたのなんの。
稲荷さんはパンフに「修行中」とあって不在。看板女優の藤井さんも赤松さんもバックアップ側の配役。辻さんも。

それでも、けっこう楽しめたなぁ。
この脚本自体は何回も公演されているようだが、今回は演出が今までとかなり違ったようだ。
確かに、いろいろと現代風に感じた。(あくまで「唐組にしては」だけど)

わりと、カラリとした雰囲気だったので、もうちょっとねっとりでも好みだな。(意味不明)
毎度おなじみのラストシーンで、いつもどおり爽快感と感動を味わえたので良しとしよう。

しかし稲荷さんはどこにいっちゃったの?あの泥臭さがちょっと恋しい(笑)

 

今までの唐十郎関連 鑑賞記録

お問い合わせ

制作依頼・ご感想・ご質問・お見積りなど、お気軽にお問い合わせください