【感想】「エターナル・サンシャイン」

「エターナル・サンシャイン」,Eternal Sunshine of the Spotless Mind, アメリカ,2004, ミシェル・ゴンドリー,Michel Gondry ,(KLM航空機内)

機内で見た映画、これが一番アタリだった。めっちゃよかったー!
あの有名な、と言っても見てないんだけど「マルコヴィッチの穴」の脚本のヒトだったとは。

脚本と演出が、本当にセンスいい。
こういう、夢か現か分からないシーンがバラバラに押し寄せながら一気に物語が進んでいくの、好きなんだよな。
でもちゃんと、恋愛に関するリアリティは失われてない。確実に心に残る。

ラストがよかったなぁ。
引き止めるけど、なぜかは分からない。分からないけど、引き止めたいから引き止める。
うまくいかないことがもう予想できてるけど、でもやっぱり惹かれ合う。

このわりきれなさ、理不尽さが人間らしくて、いい。

主役のジム・キャリーがすごくいいんだよなぁ。大人しくて情けない男の、怯えたような顔がなんともかわいい。キューンとなっちゃう。あれはハート掴まれるわぁ。

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