【感想】いとうせいこう「東北モノローグ」河出書房新書

随筆/紀行, いとうせいこう「東北モノローグ」河出書房新書

TBSラジオ「武田砂鉄のプレ金ナイト」にていとうせいこう御本人が出演した回で知り、図書館で借りて読む。

覚悟して読まなくちゃいけないかな、という警戒感は読み始めるとすっ飛び、たたただ、集中して読みすすめた。
語りをそのまま書くことが大切、とラジオで何度も聴いていたが、まさにそれだ。読んでみてはじめてわかった。

要件が整理されていないけれど、でも、話す相手に伝えるための言葉だから、ちゃんと伝わってくる。
無機質に事実が羅列するよりも、よりこちらの心と頭に響く。

未読のも「福島モノローグ」も読んでみようと思う。

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