森美術館 『万華鏡の視覚』展 レポート その2

さて、今回から私が印象に残った作品をピックアップして写真付きでご紹介します!

※前回までの記事はこちら!

 

 

ケリス・ウィン・エヴァンス「無題」
Cerith Wyn Evans "Untitled"

01

この白い光の塔は、蛍光灯で出来ているのですが、今回森美術館の天井の高さにあわせて完全に作り直したそうです。
写真で見るよりも、実際その場にいるとずっとずっと眩しかった!目がくらみそうでしたので、目が弱い方は気をつけて…。

 

 

カールステン・フラー「Y」
Carsten Höler "Y"

02

本展覧会のポスターにも採用されているこの作品。
ぐるりと取り囲んだ電球がいろんなスピードで点灯を繰り返しています。
これ、ぜひ自分で実際にくぐりって見てください。さらに鏡を見ると、どこまでも続くような感覚がしてまた不思議。
しかし、鏡ってふだん日常から接しているのに、こういう場所で改めてのぞくと非日常的な感覚を喚起してくれる、面白いアイテムですね。

 

 

ジム・ランビー「ソボップ・ゴールド」
Jim Lambie  "Zobop Gold"

03

この美しいストライプの床は、実はビニールテープでできています。床に転がっている銀色のボールは、イェッペ・ハイン「映す物体」(Jeppe Hein "Reflecting Object")の作品。フワフワと予測不可能な動きを常にしていまして、ついつい目で追ってしまいます。
で、目が離せないこのボールには、床と、自分と、周りの人がみな映り込んでいいます。そう、自分も作品の一部になるんですって!
この説明に思わず納得する単純な私。思わず触りたくなりますがもちろんNGですので気をつけて。

 

 

ジョン・M・アームレーダー「グローバル・ドーム」
John M Armleder "Global Domes"

04

薄暗い部屋にいくつものミラーボールがきらめいています。
夜になると、窓が開いて夜景とのコラボレーションが見れるらしいです。それも見たかったなぁ…。

 

 

ということで、今回はこの辺で。「その3」へ続きます!

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