[週1日は原発のことを考える]富岡町おたがいさま工房

原発のこと、と明記した記事に、富岡町の活動を紹介するのは、ちょっと違うかもしれませんが・・・。
お気を悪くする方がいないといいのですが。

先日私も参加した「しながわアーティスト展」に、富岡町の「おだがい様工房」さんも出展されていました。

富岡町 おだがいさま工房公式HP http://www.odagaisamakobo.com/

富岡町は東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故により、避難を余儀なくされ、町民はふるさとを離れ避難生活を送っています。

住み慣れた地域を離れ、新たな環境で生活していることから「何もすることがない」という声が多く聞かれ、さらに職を失った町民も多く、生きがいや役割をつくることが急務でした。

そのため、避難生活を送っている富岡町民を対象に、草木染めから製品を製作し作業をする中から、生きがいや希望を創りだしていくことを目的に、おだがいさま工房を2012年7月7日に設置開所しました。

品川区と富岡町が災害時における相互援助協定を結び、今も行き来が続いている間柄というのと、アーティスト展への参加が先に決まっていたSET(スーパー・エキセントリック・シアター)の役者さんで富岡の方がいたこともあって、急遽参加が決まったとか。

今は、郡山やいわきにいらっしゃるそうです。あちこち避難で渡り歩いた経験がある方もいらっしゃるようでした。

空き時間に、私の似顔絵スケッチコーナーに来てくださいましたので、何人か描かせていただきました。
すごく喜んでいただけたので、よかった。

私の、似てるのかどうなのか、微妙な絵(笑)でも、喜んでもらえるというのは、やっぱり、やっててよかったなと心から思いました。

支援というのとは違うけど、私はこういうことをしていくのがいいのかもしれないなぁ。

おだがいさま工房の作品、織物のバッグなどがとてもきれいでかわいかったです。
どこかで見かけた方いらっしゃいましたら、ぜひお手にとって見てください。

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