【感想】ユニットトレランス「BROKENマクベス」

「BROKENマクベス」、演劇ユニットトレランス 、(紀伊国屋ホール)

知り合いの知り合いの方がが出演されてた縁で、見に行きました。
まさに「プロの演劇」という感じでした。展開もメリハリがあり、あきない。
時々はさまれる関西弁も自然で心地いい。素直におもしろかったです。

内容は、シェイクスピアのマクベスを噛み砕いて、舞台を日本の飛鳥〜奈良時代に置き換えたというもの。
中大兄皇子、中臣鎌足、蘇我入鹿、大海人皇子、額田大王、讃良姫皇女…あたりが出てくるこの時代って、マンガ・小説によくとりあげられるので、けっこう人物相関図が頭に入ってました。ぱっと思いつくだけでも、里中満智子「天上の虹」、山岸涼子「日出処天子」、手塚治虫「火の鳥-太陽編」、藤川桂介「宇宙皇子」などなど…。この時代って、戦国時代とかよりは不明な点が多くあやふやだけど、卑弥呼とかの時代に比べたら人物はより具体的になっていて、語り手の意欲をそそりやすいのかしらね。

あぁ、また「天上の虹:読みたくなっちゃったよ。そういえば最後まで読んでないや…。

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