【感想】維新派 「nosutalgia」

nosutalgia 《彼》と旅する20世紀の三部作 #1」、維新派、作/演出 松本雄吉、(ウルトラマーケット)

私が以前見た維新派は、3年前の「キートン」だけ。
維新派初体験ということもあったけど、あのときの衝撃と斬新さ、それにくらべると今回はちょっと物足りない。
舞台が室内ということもあって、キートンのときに比べると、無難な感じ。
前半までの盛り上がりが、後半へうまくひきつがれていかない気がした。
(前半の終わりの盛り上がりでは、かなり胸にぐっとくるところもあったのだが)

と、見終わった直後は思った。

ただ、見終わって1日たって、絵心をくすぐられるようなシーンが、いろいろ思い出されてくる。
光と影、色、動き、音、声。あの空間。

自分がこれから絵を描いていくにあたって「こんなものをこんなふうに描いてみたら?」というヒントをいっぱいもらった気がする。
そう思うと、また1回この公演見てみたいような気になってきたりもした。

やっぱり、第2部(いつなん?)も楽しみだ。
見に行けるやろうか。

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