【感想】パルコ・プロデュース公演「ブエノスアイレス午前零時」

パルコ・プロデュース「ブエノスアイレス午前零時」、[原作]藤沢周 [脚本]蓬莱竜太 [演出]行定 勲演出:河原雅彦、(新国立劇場・中劇場)

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ひょんなことからチケットを入手することができまして、2階席とはいえ一番前のほぼ真ん中、という良い席で見ることが出来ました。(ありがとうございました)。しかも初日。
奥行きを広く使った豪華舞台だったので、2階でよかったと思います。

そう、めちゃくちゃ豪華でした。
大きな作り舞台が前後に移動することで場面転換。ひなびた温泉宿とブエノスアイレスの酒場を行ったり来たりするのが、じっくりと、でもスムーズになされてました。タンゴのダンサーも入り乱れ。凝った演出だったなぁ。
衣装も豪華、曲ももちろんオリジナルでcova。
それでもって、主役がv6森田GOですもんね。
そりゃチケットも高いわ。

こちらのお目当ては、初舞台の瀧本美織ちゃんだったのですが、ほっそー!そしてフレッシュ。
初日だからみなさんまだ硬さが残る感じでした。たぶんこれからもっとこなれていくのでしょう。

しかし、長かった・・・。
前半90分、休憩15分挟んで後半75分。ちと長すぎかなァ。
同じセリフや場面を繰り返し挟むので、わかりやすいけど、冗長。
こういう「ゴージャスな中二病(笑)」的なものなら短いほうがピリッとしていいと思うのですが。

原作は未読ですが短いものらしいし、なんか引き伸ばさなあかん事情があったのかな?なんて考えてしまいました。(脚本はモダンスイマーズの蓬莱さん。らしいっちゃ、らしい雰囲気でしたが)

とはいえ、脇役はベテランさんが固めていて、安心感持って見れました。
橋本じゅんさん&松永玲子さんは、さすがでございます。もっとこの2人の面白いとこ見たかった。(それじゃ違う話になっちゃう(笑))

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