【感想】「ラ・ラ・ランド」

「ラ・ラ・ランド」, La La Land,米,2016,監督 デイミアン・チャゼル ,(T・ジョイPRINCE品川)

私はそこまでのれなかったなぁ。
まあまぁ、でした。
町山智浩さんの絶賛と、菊地成孔さんの酷評、両方共頭にいれてから見たせいだろうか(笑)。

(ネタバレあり)
なんつーか、あんなスーパーロマンチックなお話なら、もっと超絶美男美女で見たかった気がするんよね。
ライアン・ゴズリングもエマ・ストーンも、チャーミングなんだけど、この役にしては、なんかちんまりしてて庶民派すぎ。
最盛期のロバート・レッドフォードとかさー、ああいう甘くてゴージャス系ハンサムのほうがうっとりできそう。

正直、映画中盤はちょっとダレた。何回か時計見ちゃった。
お話としてはよくある筋立てだし、肝心なとこは「雰囲気」で流しちゃうのね-って感じ。

皆さんが喜ぶ最初のシーンよりも、最後の「あの時こうしてればこうなったのにを早回し再生!」みたいなシーンが一番よかった。
演出もにぎやかで華やかで楽しいし、だからそのぶん切ない。とはいえ…。

映画終わった後、若い女の子達が「切なさハンパないー!」って叫んでいたけど、
私にとってはそこまでじゃなかったな(笑)。

私が「切なさハンパねぇ」で思い出す映画としては、大学生くらいのころテレビでたまたま見た「追憶」かな。
あれはほんとにキュウウウっと胸が締め付けられるようだったよ。あ、あれもレッドフォードだった。
バーブラ・ストライサンドの歌声がホントグッときたのよ…。私が生まれるチョイ前の映画だけど。

最後に、Twitterですばらしいお仕事を見かけたので貼り付けます。
マツケンサンバの汎用性ってすごい。

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