[週1日は原発のことを考える]1.17をむかえました

兵庫県西宮市で生まれ育った私には、阪神大震災が起きた今日は特別な日です。
その頃、私は大学生で東京にいたので、直接自分自身は被災しませんでしたが、
家族や友人を通して、間接的に、でも自分なりのリアルさを持って経験しました。

あぁでも、こんな気持で迎える日が来るとはねぇ。
なんだか、かつてないほど、うまく言い表せない心境です。
昨年3/11の大震災があって、もう少ししたら1年という、今です。

圧倒的な無常感をもちつつも、割り切ってどんどん前に進んで行かないといけない、 
という感じ?
別に、未来に絶望してるわけでもないんですが。ううむ。なんかモヤモヤする気分です。

そんな中、ツイッター経由でこんな大会が開催されていたことを、終了後に知り、

脱原発世界会議 http://www.npfree.jp/index.html

JIM-NET [ジムネット] という団体が開催したとあるセッションをUstで見ました。

福島の市民たちの活動から見えてくるもの 14
http://www.ustream.tv/recorded/19769292
(最初の30分ぐらい音声がブツブツで聞き取りにくいのですが、
そこを飛ばして以後を聴いても内容はある程度分かると思います)

そういえば、現場の方たちが落ち着いて語ってくれるのを、ちゃんときいたことはなかったと思います。
極力、感情的にならずに、今の日常をを語っていてくれて、感謝したい気持ちになりました。

こういう機会を大切にしなきゃと思う一方で、 
この人たちにとっての現実はこれだけど、これがすべてじゃない、みんなが同じじゃない、とも思います。
福島県は広い。場所が変わって人が変われば、また違う話がある。それも現実。

国全体や世界全体を巻き込むようなどんな大きなことが起きても、一人ひとりの経験は、それぞれのもので、一括り考えられるもんではないと思う。
もちろん、だからこそ、思いが共有できるということは、すごく貴重で幸せなことなんだろうけど、
共有すること自体を強要することだけはしないようにしたいな。

こと原発に関するニュースは、一つ一つの情報を鵜呑みにしてもいけないし、ただ無視し続けてもいけない。
自分がたまたま出会った情報をひとつひとつ読んで、自分の経験と勘に照らしあわせて、受け入れるかどうするか決めないといけない。
そして自分は、それを人に、紹介はしたとしても、感想や主張を強要しちゃいけない。

・・・・

ああ、なんだかまたすんごい感情的な日記になっちゃったなぁ(笑)
まだまだ幼いですわ、自分。

先ほどのUstでいくつかの市民活動を知ったので、これから見ておこうと思います。

 

安全・安心・アクションin郡山 http://aaa3a.jp/
ハーメルンプロジェクト http://neverlandanjel.blog.fc2.com/

 

 

 

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